2009年3月13日金曜日

南シナ海

最近、南支那海(South China Sea)界隈がまた騒がしくなっている、とニュースに出ていた。また中国が南沙群島は中国固有の領土だ、などと主張しながら威嚇を繰り返している様だ。

尖閣諸島を中国固有の領土だとほざいてウロついているのと同じ感覚なのだろう。あきれて物も言えない。


南シナ海は、マレーシアに住んでいた俺にとっては思い出深い海だ。華人達は「南中国海」または「南海」と地図に表記していた。

何か文明が交差する海、って感じがして好きだった。中国文明とインド文明、キリスト文明とイスラム文明と仏教世界、西洋と東洋、先進国と発展途上国・・・この海はすべてを優しく受け入れてきた、そんな雰囲気があった。

Kota Kinabaluから眺める南シナ海より、半島のKuantanから眺める方が好きだった。あそこの海岸がとても綺麗だったからだろう。


のんきで、笑顔が本当に素敵なマレー人達。
せかせかして、愛想笑いが下手で、みんなサモ・ハン・キンポーみたいな顔してる華人達。
フライパンで炒めたのか?と聞きたくなるほど肌が真っ黒なインド人達・・・

それに周辺国のベトナム、タイ、フィリピンの人々・・・

南シナ海は彼らみんなの海だろう?みんながこの優しい海に抱かれてきたじゃないか。中華人民共和国など、この海には全然関係無い!全く、中国はアジアのトラブルメーカーだ。まさにK.Y。


変にきな臭くなって欲しくないものだ。今後もこのニュースは注視していこうと思う。

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