2009年4月30日木曜日

虐待事件多発

最近また耳を疑う様な残念な事件、親の子供殺しのニュースが毎日の様に新聞を賑わせている…

昨日、4歳の息子をせっかんの末に殺し、遺体を2年間も冷蔵庫の中に保存していた親が逮捕された。

その親は何と、2年間も普通に息子の遺体が入ったその冷蔵庫を使っていたという鬼畜ぶりだ!

更に数日前、極度のDVの末に小学3年の娘を殺した父母が逮捕された。死体は車で適当に捨てに行ったそうだ…
アパートの隣人曰く、毎日の様に男の怒号や罵声と小さな女の子の叫び声、「許して下さい」等の悲鳴が聞こえていたそうだ…痛ましくて想像するだけで涙が出そうになる。よくこんな小さな女の子にそんな事が出来るものだ!!

いずれの事件も、若い子連れの母親が筋者/ヒモの様な男と同棲又は再婚し、その継父に連れ子が強烈な暴力を振るわれ、母親も子供同様毎日DVに遭っているので、男の子供への虐待も見て見ぬふり、というパターンだ。

こういうパターンはある意味昔からよくあるのかもしれない。小学生ぐらいの頃から継父からの毎日の様な暴力に悩まされて育った男性や、暴力のみならずセクハラ、果ては強姦にまで見舞われ、地獄の様な環境で育った女性は世の中沢山居るだろう。

こういう環境で育つというのはどういうものなのだろうか?
家族に恵まれて育った自分には分からない。もし自分もこういう環境で育っていたとしたら、どうなっていただろうか…

新聞を賑わす様な事件を起こす若い連中、ギャングやギャルなんかは、多かれ少なかれこれに近い環境で育った子達なのだろうか?

ある日突然、目つきの悪い、刺青の入った恐い男が自分の父親となり、毎日睨まれ、罵声を浴び、殴られ蹴られ…女の子なら強姦までされうる。
血を分けた母親や兄弟までが毎日その男に殴られ蹴られ、泣き叫ぶのを見て育ったとしたら…屈折せずまともに育つはずがない!

貧乏子沢山とはよく言ったもの。こういう馬鹿親に限って簡単に妊娠してポンポン子供を作るんだが…逆に子供が欲しくて欲しくてしょうがない夫婦に限って、健康上の理由でどうしても出来なかったりする。

又、高いリスクを冒して子作りに挑戦している夫婦も世の中ゴマンと居る。それなのに…全く世の中うまくいかないものだとつくづく思ってしまう。

子供を虐待し、子供の前で平気で「お前なんか産まなきゃよかった」などと悪態を付き、果ては自分の娘に売春までさせるアホ親達に、「欲しくても子供が出来ない」という苦しみを味あわせてやりたいものだ!

今日もどこかに、親のDVに怯える子供達が居ると思う。
どうかそういう子供達の未来に祝福があって欲しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿